地球の皆さんこんにちわ。
HSMCのハンカチ大魔王ことJ.J.HONEYです。
さて自己紹介はこれくらいにして、
今日はライブ告知です。
今週末土曜日に新宿ACBでやります。
詳細は
2012.08.18.SAT @新宿ACB
Goodbye yesterday vol.63 - SWANKY DOGS"Raysman"レコ発ツアー
OPEN 18:00 / START 18:30
ADV: 1,500 YEN / DOOR: 1,800 YEN
w/ SWANKY DOGS(岩手) / Shot Gun Pulsar / oiR
こんな感じです。
はじめて演るバンドだらけなので私が存じ上げているバンドはいないです。
ですからカッコイイかどうかは知りませんので、見に来て確かめてください。
見てもいないのに「全バンドカッコイイんでぜひ見に来てください!」なんて詐欺なことは言いません。
大人ですから。
ついでに言わせていただくと、
ライブ中もよく
「このあとのバンドもカッコイイバンドばかりなんで、最後まで楽しんでってください!」
的なこと言うバンドさん結構いますけど、
どうなんですかね?そのセリフ。。。
無論、初めて演るバンドに対しては見てもいないのにカッコイイなんて言っちゃうのは嘘ですし、
何回も対バンしているバンドでも、その日がカッコイイかなんて保障はないし。。。
ましてやそんなことは出演バンドに言われることではなくて、
見に来てくれてる客が決めることですから。
ましてや最近はそれを言った所で「おキマり」的な扱いのあるこのセリフ。
無責任すぎますね。
嘘はいかんよ嘘は。
基、このブログ読んでからライブでこのセリフ言っちゃってるバンド見たら
「プププ・・・コイツうそつきだ・・・」って思えて面白いでしょ。
まぁそんなもんです。
良い者は良い!悪いものは悪い!
ステージ上では先輩、後輩、敵、味方、関係なくみんなライバルですから、
そこでぶつかり合った結果お互いを認められるわけであって、
仲良しこよし、お互いを褒めあって馴れ合っても良い結果は生まれないと思います。
最近、こういうバンドが目に余るので愚痴ってみました。
怒れる大人になれるよう日々努力をしております。
新宿ACBで待てるぜ、ACBです!ABCは靴屋です。
間違えないように。
最近はレコーディングの為、という名目でライブがめっぽう少ない我がHSMC改め、
ガッペ セーブ ザ クイ〜ンことベンザエース女王とお付きの者ですが。
いつレコーディングが始まることやら・・・・
いつお呼びが掛かってもいいようにフンドシは真っシロに、髪形はバッチリに、アソコはボッキボキに!
スタンバっている今日この頃。
アルバム発売は来年になりそうです(ニガワライ、ニシアライ)
そんなこんなで今日はライブ告知もないので、
久々に機材の話をします。
興味ナシモト!恐縮です!!
という方はオハギ嬢のペロペロ100万時間の刑を受けてくだしゃい。
「だめだよ。。。100万時間もペロペロされたらウンコ漏れちゃうよぉぉ。。。」とアンガス師匠。
「い〜や、何がなんでもペロペロしましゅ。」とオハギ先生。
それが嫌な方は泣きながら読んでください。
さて、話は泣く子も黙る本題に戻りまして(泣いたり黙ったり忙し!!)、
今日の機材はファズエフェクタのファズフェイスです。
一番有名な使い手はオナニ○ーのしすぎで兵隊をクビになったことで有名なジミヘン師匠ですな、
故にジミヘンフォロワーな方々ならマスト、
ジミ=ファズフェイス的なペダルなのであります。
このファズフェイス、なぜフェイスかというとエフェクタ自体が顔の形に見えるからです。
ツマミが目、滑り止めラバー部分のメーカー名が口、スイッチが鼻。
丸い本体の形はマイクスタンドのベース部分をヒントにしたとかしないとか・・・。
とにかく踏まれる星の下に生まれたくせに顔が常にニヤついてる完全マゾなエフェクタです。
ファズフェイスは1966年に発売されたファズで、
作ってる会社が買収やら合併(ガッペ)やらで
アービター社→ダラスアービター社→ジムダンロップ社(これ以降よく知らんから適当)→・・・・・・・
さらには復刻版やインスパイア系やら直系やら家系やら、なんやらかんやらと様々なメーカー物がります。
最近では、かのデニス・コーネルさんが復刻させたファズフェイスなんてのもあります。
それくらいいまだに人気のあるエフェクタな訳ですが、
私のファズフェイスはといいますと、
アービター社製、初期1966年のモノになります。
ダークグレーのなんとも機械っ気たっぷりな色気のないカラーです。
この後年のダラスアービターになる頃くらいから赤やら青やらの可愛いカラーバリエーションが増えます。
まぁ可愛いとは言え、所詮、踏まれてもなお、笑顔のマゾには変わりないのですがね・・・。
そんでもってこのファズフェイス現在の所謂のコンパクトエフェクタに比べてトテモ重いDEATH。
そして使いづらい・・・。
ナニが使いづらいって、電池の入れ替えするのにイチイチ長いネヂを外さないといけない、etc...
そしてなによりも、この初期ファズフェイスにはゲルマニウムトランジスタという
ゲルマニウムという石を使ったトランジスタが使用されていて、
このトランジスタが使いづらいの元凶であるわけです。
なぜか??
なんと、
温度によって音が変わるのです!!
「へ〜!スッゴ〜い〜!!クリビツ〜!!!!」
このゲルマニウムトランジスタは。。。
暖かい時に本領を発揮するのです。
ですからもしこのゲルマニウムトランジスタがキンキンキンタマに冷えていた場合。。。
このマシンは完全に元気がなくなってしまう訳で、
音を例えますと
ザ〜ザ〜のプッツプツッツッ・・(サスティン短め)
になってしまうのであります。
これはもう故障を疑ってしまう域です。
かといって電子機器ですから、熱湯にサッとくぐらせシャブシャブのりPするわけにもいきません。
そこで私はいつも使用する前にゲルマトランジスタを、なでなで。。。なでなで。。。
指を暖めながら。。。その温もりをゲルマに。。。なでなで。。。なでなで。。。
そんでね、ふと思ったんですよ。
なんか歴史の授業で似たようなことして誉められて、
挙句の果てに歴史動かしたヤツいたなと。
暖めて誉められる。。。
あっ、ヤツや!!!
豊臣秀吉や!!!!
彼ね↓↓↓↓
信長様のファズフェイス暖めておきました。。。と秀吉。
うむ、でかした!しかし草履はちべたい。。。と信長。
おかげで信長が気持ちよくウッドストックのステージに上がれたのは言うまでもないわけで。。。
まぁ何を言いたいかっつうと、
世が世なら俺も歴史動かしてたっぞ!
つう話なんですョ。
まぁ世が世なんで売れねぇバンドマンやってるわけで。。。
世のバッキャロ〜ロケンロ〜
ん〜っで、
話を元に戻して!!!!!!!!
なでなで。。。なでなで。。。
した結果どうなるか。。。。
本当にキツネにタマブクロを抓られたかと思うくらい音が激変(ジミヘン)します。
音を例えますと
ジョ〜〜〜ジョワ〜のギョゥワォ〜ンワンワンワンンンン・・・・・・・・・・・・・・(サスティン長め)
っと、こうなります。
この音の変化、解っていただけたでしょうか?
まぁ所詮、音など考えるな!感じて震えろ!ですから(元も子もない)。
ゲルマが虎舞っちゃって困ってる君は、なでなで。。。なでなで。。。是非お試しあれ。
※ちなみにファズフェイスだけじゃジミ音にはなりません。
そこそこ良いストラトとマーシャル100W四つ穴とユニヴァイブと古いワウワウとオクタヴィオと。。。
とにかく道のり長めです。
オクタヴィオは到底手に入らんとして諦め、そこそこいいストラトと以上の機材を組み合わせたら出ましたよジミ音。
っとここまで使いづらいだの何だのと、散々なことを扱き下ろして参りましたが、
このゲルマニウムトランジスタその名も“NKT275”というのが
絶対的にこの初期ファズフェイスの肝になっている訳で、
手間を掛けてでも多くの諭吉を投入しても欲しくなる音を出してくれるのであります。
このファズフェイスの常套的な使い方としてはエフェクタのツマミはフルで、
ギター本体のボリュームを調節する感じになります。
このギターのボリュームを絞った時の感じは完全にコヤツにしか出せない音であり唯一無二〜と思います。
前述しましたようにこの後買収やら哀愁やら羽陽曲折ありますて、
ダラスアービター社製以後になってから製作されたファズフェイスは
トランジスタがシリコン(温度に左右されない)になりまして至極使いやすくなっておりますが、
音は別物です。
本当に別物です。
全くの別物です。
例えるならこれくらい。
「また〜そんなの解らないくせに〜。」
いや、絶対解ります。
この ↑ 場合は右がゲルマニウム(天然の鮎)で左がシリコン(養殖の鮎)です。
これは左がゲルマニウム(ちょっと)で右がシリコン(まてよ)です。
皆さんだって解る筈!
では問題、下の画像、どっちがシリコンでしょ〜か???
下に書いてあるヒントをよ〜く読んでください・・・
正解は・・・
左がゲルマニウムで右がシリコンですね。
それにしても見事なシリコンでございます。。。
なでなで。。。なでなで。。。オッちゃんが暖めたろか。
昨今市場に出ておりますインスパイア系等々のファズフェイスなんかでは
ゲルマニウムトランジスタを使っているものも多いですが、
さすがに温度対策はきちんとできてるようで
優秀です。
当然音も優秀です。
さすがにコヤツらの音の違いは解らないかも・・・。
新旧二つ並べて弾いた事ないんでなんともいえませんが、
同時に聴き比べてりゃ解るかな・・・わっかんね〜だろ〜な〜シャバダバ〜
まぁこの辺の音の違い云々は半ばハッタリにも近いと思いますしね、要するに男のロマンて事で。
いずれにせよインスパイア系は出来も良いので結構高いんですよね〜。
オリジナルはまぁもっとそれなりに高いですが・・・
私のは本来ノブとノブの間に書かれている「FUZZ FACE」の文字が削られていたので
オリジナルながら若干安めですた。若千ね。。。
どうせ金使うなら腐っても諭吉、スーパーマンでも諭吉、母でも金、谷の金玉。
先々、安物買いの銭失いになる前に、
何は無くとも先ずは銭失いになってみましょう。
本当よく分かりませんが。
↓外身
↓中身
「ごらんネヂとネヂの間にある黄色いフィリップスのマスタードコンデンサ〜が鬼のように素敵だろ〜
その下に重なり合うように横たわって愛を語りあっている銀色のアベックがゲルマニウムトランジスタNKT275だよ〜
糞ほど素敵だろ〜美しいな〜君より美しいな〜。」
といいながら、なでなで。。。なでなで。。。しております。涎
以上でございます。
お疲れ様でした。